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刑務所も高齢化?

 高齢化社会が進む今日、バブル期でしっかり稼いで貯金もあるゆとりのある高齢者もいれば、寿命が長くなったこともあって、生活に困窮する高齢者も少なくない。
その影響もあってか、高齢者が事件の加害者になるケースも珍しくない。

全国の刑務所の65歳以上の受刑者は20年前の5倍、2,200人に上っていて、警察に検挙され刑務所に入る受刑者も高齢化が進んでいる。

内閣府の「平成25年版高齢社会白書」によると、65歳以上の高齢者人口は3,079万人となり、総人口に占める高齢者の割合も24,1%に増えている。

刑務所でも高齢者、さらにはシルバーカーを押す者、そして車いすの受刑者の姿が目に付く。高齢受刑者限定の「高齢者工場」や「養護工場」を設ける刑務所もある。

様々な分野で高齢化の波が来ており、対応に迫られている。

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