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78歳俳優が史上最高齢で主演男優賞

 ドイツ映画「陽だまりハウスでマラソンを」の公開日が2015年3月21日に決定し、予告編が上映された。

内容は、妻と老人ホームに入居したパウルじいさんが、70歳を超えてからベルリンマラソン完走に挑戦するヒューマンドラマで、キリアン・リートホーフ監督が、高齢男性がマラソンによって「うつ」を克服したという新聞記事をヒントに、「人生の最終章で人はどう生きるべきか」をテーマにした作品である。

 主役を務めるドイツの国民的喜劇俳優、ディーター・ハラーフォルデは、5月に行われたドイツ映画賞で、78歳の史上最高齢でドイツ映画祭最優秀主演男優賞という快挙を成し遂げた。

日本でも高齢化、介護問題が深刻になる中、様々な年齢層の関心を集める作品となりそうだ。

2015年3月21日からヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開。

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